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精密電線にかける想い 〜無理難題楽しい〜 伸光精線工業株式会社 代表取締役社長 藤原一宏
伸光精線工業株式会社 代表取締役社長 藤原 一宏
1959年の創業から精密電線一筋で邁進してきた伸光精線工業。導体撚り加工や合成樹脂電線の製造など、数々の新技術を開発し続けるなか、社の体制が大きく変わったのは「バーコードリーダ」の普及による「切れない電線」の需要が飛躍的に伸びた頃からだという。現・代表取締役社長の藤原一宏氏に変革時期の話から、21世紀になったこれからの精密電線の展望を聞いた。そのなかに、精密電線にかける“理念”と“情熱”が垣間見える。
<300万回曲げても切れない「バーコードリーダ」のケーブル <フラットディスプレイを繋ぐマイクロケーブル
<医療分野への進出と“究極の精密電線”への取り組み
300万回曲げても切れない「バーコードリーダ」のケーブル
 バブル期の大変繁忙な時期でした。特に物流業では新たに導入されたバーコードなんて邪魔なだけの存在ですから、結構荒っぽく扱われていました。コンビニエンスストアではアルバイトの店員さんが振り回して遊んでいたようです。壊れたバーコードリーダを見せて頂くと、満身創痍なのに光学系や電子回路は壊れていない。ケーブルが切れているだけでした。そこで、我が社で「切れないケーブル」を作ろうということになったわけです。
 我々は、光ファイバや防弾ジョッキ等にも使われている「ケブラー」と呼ばれる高い抗張力を持つ繊維を使うことを思い付きました。その繊維の周りに銅線を10本くらい巻いたものを一先ず作り、それを数本束にしてケーブルを作ってみたのです。
 それまでのケーブルでは、500gの重りをぶら下げて左右に曲げ続けると1万回にも満たないところで切れてしまうんですが、我が社のケーブルは300万回振っても切れない品質のものが出来上がりましてね。非常に丈夫なケーブルが完成したのです。このバーコードリーダ用のケーブルは、今でも毎月数万本の受注をもらう製品に成長しました。
300万回曲げても切れない「バーコードリーダ」のケーブル
フラットディスプレイを繋ぐマイクロケーブル
フラットディスプレイを繋ぐマイクロケーブル  20世紀の終わり頃から「ノートパソコン」の国内販売台数が飛躍的に上がるのですが、同時に液晶パネルの画素数も上がって、内部回路は”より軽く・より高密度に”という方向に進んで行きます。そこで、緻密な配線とそれに見合ったコネクタをメーカーと共同開発し始めました。短期間で恐ろしいほど売れました(笑)。
医療分野への進出と“究極の精密電線”への取り組み
 近年は医療機器にも精密電線の需要が多くなっています。たとえば、多機能カテーテル・内視鏡用の精密ケーブルへの取り組みを始めました。CCDカメラの高画素数に対応できるよう、マイクロケーブルを使った密度が高く折り曲げや引っ張りに強いケーブル作りを行なっています。

 いつもそうでしたが、我が社は誰もが無理だと諦めるような命題を課せられても、それを実現するために諦めずに努力して参りました。精密な電線を作るために、電線の生産設備と治工具はほとんど内製化して、独自の電線製造工場を稼動させています。その成果は時間とともに着実に実を結び、すべての技術が資産となって今の我が社を支えているのです。
 電線は機構部品、つまり、機械の内部で橋渡しをする重要な部品という意識で、今後も”究極の精密電線”作りを目指して行きます。それから、実は、お客様からの難題に挑戦することは楽しかったりするのです。我々が皆様のいいパートナーとなれるよう、楽しい無理難題を待っています。
医療分野への進出と“究極の精密電線”への取り組み
<2003年7月7日/伸光精線工業株式会社 本社会議室にて/聞き手:小重忠司(フリーライター)>
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